ゲームサイトはアドセンス審査通過する?文章がないサイトでも広告を貼るには
- 2020-07-20
作ったブラウザゲームを収益化したいけどアドセンスの審査通るのかな??
こんなふうな疑問にお答えします。
アドセンス審査に通過する方法を解説してる記事ってどれもブログのことしか書いてないですよね。
ゲームサイトを運営してる人からしたらブログを収益化するわけじゃないので困ったものです。
私は実際にブラウザゲームをアドセンスで収益化した経験があるので、そのときの話をしたいと思います。
ブログ以外のコンテンツがないサイトを収益化したい方の参考になると思うのでぜひみていってください。
ゲームサイトはアドセンス審査に通らない!文章必須!
結論からいうとゲームサイトは通常のやり方ではアドセンス審査に通過しません。
理由は文章コンテンツが明らかに少ないからです。
ゲームだから当たり前なんですけど、テキストコンテンツがありません。
通常のアドセンス審査はテキストコンテンツがないと通らないんですよね。
審査用ブログの記事は最低1000文字の記事を3~10用意します。
これと同じくらいのボリュームを満たさないと審査は通らないと考えていいです。
サイトの大部分がゲームだとこれを満たすのは難しいです。
ゲーム向けアドセンスも個人規模では厳しい
アドセンスにはゲーム向け広告なんかもありますけど、これを掲載できるのは**かなり規模が大きいゲームサイト(ユーザー数が多い)**でないと難しいです。
たまに個人運営のゲームでも掲載しているのをみかけますが、そういったゲームサイトはユーザー数がかなり多い傾向があります。
ゲーム向けアドセンスを使うための要件
以下がゲーム向けアドセンスを掲載するために満たさないといけない要件になります。
- AdSense プログラム ポリシーに準拠していることをご確認ください。ゲーム向けポリシーも遵守する必要があります。
- Google IMA SDK を統合できるゲーム ランチャー、または VAST 3.0 および VPAID 2 JS と互換性があるゲーム ランチャーをお使いください。
- HTML5 ベースのゲーム ランチャーをお使いください。ゲーム向け AdSense は、HTML5 ベースのゲーム コンテンツでのみご利用いただけます。
- 主体がゲーム コンテンツであること(ゲーム コンテンツの割合が 70% 以上、毎月のゲーム表示回数が 100 万件以上)が条件となります。
ゲームの表示回数が100万件以上必要とのことです。なかなかハードル高いですね。
では小規模のゲームサイトにはアドセンス広告を掲載できないのでしょうか?
実はあるんです!
AdinPlayというサイトから申請すると1文字も書かずにアドセンスを貼れる
AdinPlayはあまり知られていないかもしれませんが、このサイトを経由して申請するとアドセンス広告をテキストコンテンツがないサイトでも貼れるようになります。
「なんで?」という疑問にお答えすると、AdinPlayはアドセンス公認のパートナーでゲームサイトの収益化をサポートしてくれています。
小規模なゲームは通常の方法ではアドセンス審査に通らないのでありがたいですね。
おさえておくべきポイントは以下になります。
AdinPlayについて
- 審査がめちゃくちゃ緩い(人が審査してくれる)
- 配信される広告はアドセンスから配信される広告
- 収益管理や広告タグ管理はAdinPlay側で行う(Googleのサイトではなく)
- 収益の一部がAdinPlayに入るので直接Adsenseを使うより収益は少ない
審査がめちゃくちゃ緩い&審査は自動ではなく人がする
AdinPlayのメリットとして審査がめちゃくちゃ緩いです。
誰もプレイしてなさそうなできたてホヤホヤのゲームで申請しても通りました。
注意点としてある程度質が高いゲームでないといけないと思います。
また、審査はロボットが自動で行うのではなく人が行っています。
申請はサイト上のフォームから行いますが、メールでの返信が自動ではなく人が書いたもので返信すればちゃんと丁寧に返信が来ます。
配信されるのはアドセンス広告
AdinPlayを使う際にゲームサイトで配信されるのはアドセンスの広告です。
AdinPlayは公認パートナーなのでGoogleからアドセンス広告を任意のサイトに配信する許可をもらっている形だと思います。
アドセンス広告が配信されることの良い点は、広告の質が高いことです。
ユーザーにマッチした広告が配信される可能性が高く、変な広告も少ないです。
収益管理やタグ管理はAdinPlayで行う
通常のアドセンス広告の収益管理やタグ管理はGoogleアドセンスの管理パネルで行います。
しかし、AdinPlayから申請した場合はAdinPlayからGoogleとは別のアカウント情報やタグ情報が送られてくるという形になります。
AdinPlayに収益の一部がもっていかれます
デメリットとして挙げられるのは、AdinPlayを経由するかわりに発生した収益の一部がAdinPlayにもっていかれます。
まあ本家アドセンスは審査すら通してもらえないのに、ほぼ審査なしの状態で広告掲載を許可してくれるますからね。
ちょっと収益引かれるくらい仕方ないと思いましょう。
AdinPlayに申請する方法
まずはAdinPlayにアクセスします。以下のリンクから飛べます。
そしたら「Get in touch」と書かれた大きなボタンがあると思うのでクリックします。
申請フォームが表示されるので入力して送信します。
AdinPlay申請フォームの項目説明
簡単に入力しなければいけない項目について説明します。
Your full name: あなたのフルネーム(本名がよさげ)
Email: メールアドレス(後でメールが来ます)
Phone: 電話番号
Website URL: あなたのゲームサイトのURL
Monthly volume of page views: 月間ビュー(100とかでも審査通ります)
I am interested in: 動画広告を貼りたいならVideoAdsにチェック。ディスプレイ広告は絶対チェックしておきましょう
Where did you hear about Adinplay: てきとうでいいです
Message (optional): 一応書いておいたほうがいいかもしれません
AdinPlay申請後から収益化までの流れ
数日以内にメールが来ると思うのでそれまでは待ちます。
Your registration is approved.
このようなメッセージが来れば申請が受け入れられたことになります。
しかし、この段階ではまだ広告管理用のアカウントはもらえません。
その後、広告タグを準備してもらうことになりますがこれには1,2週間ほどかかるみたいです。
ちょっと長い間があいて心配になりますが送られてくるまで待ちましょう。
ads.txtが添付ファイルで送られてきた場合は、先にads.txtをサイトに設置しましょう。
広告タグとそのマニュアルが送られてくればようやく収益化ができるようになります。
マニュアルに従って広告タグを貼り付けましょう。
広告タグを貼り付けたのをAdinPlay側が確認できるとようやく管理アカウントの情報をもらえるという感じです。
AdinPlayを使う際の注意点
AdinPlayを使う際に注意点があります。既にお気づきの方もいるかもですが・・・
注意
AdinPlayは完全に英語での対応となるので、メールのやりとりやマニュアルはすべて英語です。
つまり英語が苦手な方にとってはかなり収益化までの道のりがきついかもしれません。
翻訳使ったりフィーリングだけでいけるかもしれませんが。
それでも「自分のゲームを収益化したいよ!」という人は頑張ってみてください。
以上になります。参考になれば嬉しいです。
わからない点とかあればコメントしていただければ回答できるかもしれません。