世界終末時計はガバガバすぎて何の意味もない!いつでも世界終わらすことは可能
- 2025-12-05

時計なのに逆回転!? 終末時計のガバガバっぷりがやばい
毎年「人類滅亡まであと何分」なんて言ってニュースになる 「世界終末時計(Doomsday Clock)」
「午前0時=人類滅亡」として、核戦争や気候変動などの危機が迫ると針が進む、っていうアレです。
でも、ちょっと待って?
そもそも「時計」って、カチコチと前に進むものじゃないですか。なんでこの「終末時計」の針は、進んだり、戻ったり、忙しなく動いているんでしょうか?
冷静に考えたら、 「自分たちの都合の良いように決めているだけじゃん!」 って思いません??
これまでの世界終末時計の進み具合を見てみよう

世界終末時計の針は、1947年の設定以降、計25回動いています。動画では、特に危機の高まりや緩和が示された以下の時期について言及しています。
| 時期 | 事象 | 設定時間 |
|---|---|---|
| 1949年 | 旧ソ連が初めて核実験を実施 | 真夜中 3分前 |
| 1953年 | アメリカが水爆(水素爆弾)の実験を実施 | 真夜中 2分前 |
| 1991年 | 米ソ冷戦が終結 | 17分前(最も遠ざかった) |
| 1998年 | インドとパキスタンが核実験を開始 | 9分前 |
| 2007年 | 北朝鮮が核実験を実施した直後 | 5分前 |
| 2015年 | 世界的な気候変動と核への懸念の高まり | 3分前 |
最近はロシアウクライナの件で以下のように 90 秒前になった。
| 項目 | 詳細な解説 |
|---|---|
| 最新の設定時間 | 90秒前(史上最も「週末」に近い時間) |
| 判断の背景 | ロシアがウクライナへの侵攻を開始した翌年(2023年)以降、この時間に設定された。 |
| 考慮された要因 | 単に核戦争の脅威だけでなく、気候変動や 人工知能(AI) への懸念も組み合わされて算出された数字であると解説されています。 |
冷戦終結でまさかの17分後退!
終末時計は過去に何度も針が戻っています。特に有名なのが、冷戦終結後の1991年。
危機の象徴だった冷戦が終わったからといって、針は一気に17分前に戻されたらしいです。
いやいや、「時計」の名を冠するなら、一度進んだ針を「平和になったから」って理由で巻き戻すのは、もはやゲームのチート行為じゃないですか?
普通の時計で針が戻ったら、「壊れた」って言われるレベル。なのに、世界中の科学者が集まって、この「ガバガバ判定」を毎年真面目に発表しているわけです。
え?なにやっとん??
「午前0時」になったら誰が責任取るの?

この終末時計、結局のところ、原子力の専門家や科学者たちが「世界ヤバいよ!」と警鐘を鳴らすためのツールに過ぎません。
彼らの予測が当たって、実際に針が「午前0時」を指したとして、何が起きるでしょうか?
答えは、何も起きません。
時計がゼロになったからといって、どこかのボタンが自動で押されたり、隕石が降ってきたりするわけではない。滅亡は、その後に人類がとる行動次第です。
つまり、時計の針が90秒前だろうが、17分前だろうが、人類がその気になればいつでも、今すぐ世界を終わらせることは可能だということです。核ミサイルのスイッチは、常に「90秒前」ではなく、「手の届く範囲」にあるわけですから。
結論、世界終末時計の「時刻」に一喜一憂するのは、年末のバラエティ番組を見るのと大差ありません。


