漫画村問題をブロックチェーンで解決するどころか促進できる件。
- 2022-09-29
マナブさんが「NFT漫画なら、漫画村も防げる」という内容を記事に書いたのをご存知の方もいると思います。
以前に「漫画村」というサービスが問題になりました。漫画村を無料でネットにアップして、荒稼ぎしたサイトです。
漫画村の問題点は「収益が全て、サイト運営者に入る点」です。しかし漫画をNFT化することで、こういった問題を防げるはずです。
マンガNFTを仮想通貨のウォレットに紐づけておき、そのウォレット所有者だけがマンガを読めるようにするなど。
https://crypto.manablog.org/mirror-xyz
Twitterで「防げない」と指摘されてマナブさん本人も補足はしているんですが、もちろん漫画をNFT化しても結局本物も偽物も同じ画像で漫画としては成り立つのでコピーされてしまったら無意味ですよね。
NFT所有者がスクショなどをして漫画村のようなサイトを作ったら、もしくは提供したら終わりですね (by @kaa_a_zu)
でも、そこは重要じゃないんですよね。
問題なのは、ブロックチェーン技術で漫画村のような海賊版サイトがより促進されることです。
なぜ防げるどころか促進されるかの理由は以下。
永久漫画村が成立
- ブロックチェーンは非中央集権なエコシステムのため、国でも規制することはできない
- 漫画のコンテンツ(画像)をブロックチェーン上の分散化されたファイルシステムにアップロードされてしまえば消すことはほぼ不可能
- アップロードした画像を漫画として読めるビュワーで開いてしまえば漫画村成立(サイトのドメインが規制されても乱立させてしまえば規制不可)
- 永久に規制されずに利用できる漫画村成立
ブロックチェーン技術で誰も管理者がいない状態の漫画村を立ててしまえば誰も規制することはできないので、永久漫画村成立となります。
よってブロックチェーン技術は漫画村のような海賊版サイトの抑制どころか促進につながると考えられます。
さいごに
「いや、それ違うやろ!」っていうご指摘がありましたらぜひコメント残しお願いします。