【結論】仮想通貨の保管にハードウェアウォレットは不要である。

仮想通貨

その昔、こんな作文を私のもとに提出した生徒がいた。

題名:ハードウェアウォレットとは嘘であり悪である。

ハードウェアウォレットを思考停止で使っている者たちは常に自身のアセットを安全下に置いていると勘違いし、すべてを肯定的に捉える。

彼らにかかれば仮想通貨も暗号資産もハードウェアウォレットに与えるスパイスでしかないのだ。

結論を言おう。
ハードウェアウォレットを愛用する愚か者ども、砕け散れ。

完全に頭が逝ってしまっているわけですが、まあこんな作文が提出されたわけですよ。

最初はコイツあとで呼び出してしばいてやろうと考えていました。

実際呼び出して説教しつつ「なんでこんなゴミみたいな作文を書いたのか?」と質問してみました。

そこでその生徒の意見を聞いたわけですが、私、不覚にもとてもその意見に納得してしまったんですね。

作文はめちゃくちゃだけど、実際に口頭で聞いた内容には筋が通っているなと。

そこで私も「ハードウェアウォレットは必要ない。」という結論に行き着きました。

今回はハードウェアウォレットが不要であると主張する理由について書いていきます。

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ハードウェアウォレットは不要である。

さて、まず結論から入りましょうか。

ハードウェアウォレットが不要である理由とは?

結論、ハードウェアウォレットを使っても使わなくても資産が盗まれる確率は変わらないからです。

 

いや、ハードウェアウォレットのほうがMetamaskなどの拡張機能型ウォレットよりはるかに安全でしょ?」と思う方もいるでしょう。

 

それはその通りだと思います。

ハードウェアウォレットには普段動かさない仮想通貨や大きい額の資産を入れておいて、Metamaskにはすぐに取引とかができるように少額だけ入れておくという使い分けをしている方もいると思います。

また、ハードウェアウォレットをコールドウォレットとして使っている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、それは別にハードウェアウォレットである必要がないのです。

TrustWalletなど信頼できるスマホアプリウォレットでも十分と言えます。

スマホアプリウォレットでセキュリティが十分すぎる理由

ぶっちゃけTrustWalletというスマホアプリウォレットをiPhoneで使うだけでセキュリティ面は十分です。

どうしてかわかりますか?

iPhoneはセキュリティ面で非常に優れているからです。

iPhoneはロックがかかっている状態だと中身のデータがすべて暗号化されているので本人以外は元のデータを見ることができません。

FBIでさえ、テロリストのiPhoneのロックを破れずAppleに頼み込んだことがあるレベルです。

このニュースからもわかるように、iPhoneのセキュリティは強固です。

アプリウォレットのTrustWalletにもパスワードを設定できるので、セキュリティ的には二段階となります。

そしてもう一つ重要な事実があります。

ウォレットをハッキングされるかされないかはウォレット自体のセキュリティよりも秘密鍵(もしくはニーモニックフレーズ)をあなたがどう管理しているか?によります。

たとえハードウェアウォレットを使っていたとしても、ウォレットの秘密鍵の管理方法がずさんなら普通に漏洩してハッキングされます。

どれだけ優れたウォレットを使っていても、秘密鍵をパソコンにテキストで保存していたり紙にメモっているのを引き出しに入れているだけではセキュリティ的にガバガバです。

てなわけで、あなたが気にすべきはウォレット自体のセキュリティじゃなくて秘密鍵の管理方法のセキュリティです。

ウォレットなど、(信頼できる)無料のアプリウォレットで十分というわけです。以上。

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