仮想通貨市場には、BitcoinやEthereumなど、実績のある通貨から、新興の通貨まで、様々な仮想通貨が存在しています。しかし、中には危険な通貨も存在します。
今回は、AIDOGEとPEPECoinについてフォーカスします。
先に書いておくと、これらのコインは水増しだらけで信用ならないトークンなので買わないようにしましょう。（特にPEPEコインは）
AIDOGEとPEPECoinは、ミームコインと呼ばれる特別な種類の仮想通貨です。ミームコインとは、インターネット上で広まったミーム（文化的な風潮やトレンド）をモチーフとして作られた通貨であり、その価値はしばしばコミュニティの注目度に依存します。
これらの通貨がミームコインであるということは、その価値がしばしば不安定であることを意味します。通貨の価値は、ミームやトレンドによって引き起こされる波に影響されるため、時に急激に変動することがあります。
さらに、それだけではなく今回はTwitter上で水増し行為も散見されるので、安心して購入することはできないでしょう。
証拠もあるので順番に解説します。
Twitterでいいねとリツイートの水増しチートし放題のPEPEとAIDOGE
気づいている方もいるかもしれませんが、AIDOGEやPEPEコインがたびたびTwitterのトレンドに上がっているのと見るとツイートにすごい数のいいねやリツイートがされています。
しかし、これらは９割水増し（ボットによってつけられた無意味ないいねやリツイート）です。
１００％水増しです。
Twitterでは「View Count」という機能によって他人のツイートの閲覧回数（インプレッション数）が誰でも確認できるようになりました。これまで、閲覧回数は投稿者のみが確認できる情報でしたが、この機能によって情報が一般に公開されるようになりました。
これによって現在Twitterではあらゆるツイートのインプレッション数を見ることができます。
PEPEコインに関するツイートもみてみましょう
あれ？インプレッション数が1020しかないのにも関わらず、いいねとリツイートが１．６万件もついています。
普通に考えてインプレッション数より多いいいねやリツイートがつくことはありえません。
これはツイートを閲覧せずにボットがリツイートといいねだけをつけているからです。
このツイートだけではなく、Twitter上にはAIDOGEやPEPEコインのプロモーションツイートには大量のいいねがついています。
これは、運営側がインフルエンサーに「大量のリツイートやいいねをつけるからツイートして」とお願いして拡散しているのでしょう。
あなたはこんな運営が作った草コインを買いたいですか？プロジェクトでは今後なにかすると言っていても信用できますか？
絶対怪しいですよね。
こういうのは拡散されるとあまり知識のない人は「こんなにいいねRTがついているから沢山の人に指示されている信用できるコインだ」と思い込んでしまうでしょう。
にもかかわらず、こんなTwitterの機能を不正利用して拡散しているのです。
買いたいとは思わないですよね。
AIDOGEは風評被害を受けているだけ？PEPEコインの宣伝に使われている説
PEPEコインは論外として、
AIDOGEの未来はわかりませんが、もしかすると真面目に頑張ろうと運営が真摯に取り組んでいるプロジェクトなのかもしれません。
割りと大きめの取引所にも上場しているコインなので、今後価格が上がったりすることもあるかもしれません。
今はChatGPTなどの登場によりAIが注目されているので、ありえない話ではないです。
AIDOGEが水増しを行っているのではなく、PEPEコインのプロモーションの拡散目的としてAIDOGEのタグが使われているだけという説もあります。
理由としては、水増しされたツイートはAIDOGEのハッシュタグがついているものの、８割くらいはPEPEコインの拡散を目的としたものだからです。
AIDOGEが注目を浴びたのを見たPEPEコイン運営が、それに乗っかろうとAIDOGEタグをつけてインフルエンサーにツイートするように指示しているのかもしれないです。
まあ、なんであれ新興の草コインは価値ゼロになることは珍しくないので注意ですね。
過去にも運営が真面目に取り組んでいたにも関わらずヒューマンエラーでトークン価値をゼロにしてしまったプロジェクトがあります。
DEXが爆発的に流行して〇〇Swapみたいなのが量産された時代のお話ですが、上記のような事件も起こるうるので気をつけましょう。
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